操作マニュアル Ver.5.510

  1. タイム計測を開始する
    1. タイム計測画面を表示する
    2. コース選択
    3. タイム計測を開始する
  2. タイム計測の基本機能
    1. タイム計測画面の表示項目の説明
    2. タイム計測画面のメニュー
      1. コース選択
      2. 表示設定(項目の表示/非表示を設定)
      3. 詳細設定(画面の向き、ラップタイム表示設定、音声通知)
      4. コース・ダウンロード
      5. 自分のコースを作る
      6. コントロールラインの確認
  3. 走行履歴と走行データ分析
    1. 走行履歴を閲覧する
    2. 走行データを分析する
    3. PCで分析機能を利用する
    4. 分析画面のその他の機能
  4. 走行データの共有
    1. 走行データの出力(エクスポート)
    2. 走行データの取り込み(インポート)


<新機能>


  1. タイム計測を開始する

1-1.タイム計測画面を表示する

アプリを起動すると下記のメニュー画面が表示されます。
「ラップタイム計測」をタップするとタイム計測画面を表示します。

1-2.コース選択

タイム計測画面の上部にタイム計測するコースが表示されています。
コースを変更するにはコース名(赤枠)を長押しして、コース一覧からコースを選択します。
右上の [メニュー]⇒[コース選択] でもコース一覧が表示されます。


コースは五十音順で表示されます。一覧(赤枠)から走行するコースを選択します。 「現在地から探す」ボタンで現在地の地図からコースを探すことができます。

スワイプ、ピンチイン/ピンチアウトにより地図の移動や拡大縮小が可能です。

1-3.タイム計測を開始する

コース選択が完了したらタイム計測可能です。 コースインしてコントロールラインを通過すると自動的にタイム計測を開始します。

初期表示は[0:00.000]と表示され、コントロールライン通過後は5秒間「計測開始」と表示します。(秒数は変更可能)

5秒経過するとタイム表示に戻り、経過時間をストップウォッチ風に表示します。

一周走行し再度コントロールラインを通過すると、ラップタイムを5秒間(秒数は変更可能)表示します。

2周目以降はベストラップとの差をリアルタイムで表示します。
表示は、「タイマー表示」と「デルタ表示」の2種類から選択可能で、初期設定は「デルタ表示」です。
この設定は、[メニュー]⇒[詳細設定]⇒[ラップタイム表示方法] から変更できます。
(詳細は 2-2.タイム計測画面のメニュー③ を参照ください。)

※ スマホに搭載されたGPSを利用する場合、GPSの精度の関係でリアルタイム表示が正しく表示されない場合があります。
 その場合は、設定を「タイマー表示」にしてご利用ください。(メニュー⇒詳細設定⇒ラップタイム表示方法)

  1. タイム計測の基本

2-1.タイム計測画面の表示項目の説明

  1. 画面の向きを切り替えるボタン
    • タップすると縦横が切り替わる。
  2. 選択中のコース名表示
    • 長押しするとコース一覧が表示され別のコースを選択することができる
  3. ドライバー名表示
    • 長押しするとドライバー名を変更できる。
  4. スマホのバッテリー状態を表示
    • 充電量とバッテリー温度を表示。充電中は電池マークが緑色になる。
  5. 時計
    • 現在時刻を表示。
  6. タイム計測メニュー表示ボタン
    • タップするとタイム計測メニューを表示する。
  7. 速度表示
    • 左から最低速度、現在の速度、最高速度を表示する。 最低速度と最高速度はセクターライン通過時に、前セクターの速度を表示する。
  8. 仮想ベストラップ、ベストラップを表示
    • 仮想ベストラップは、各セクターの最速タイムを合算したタイムを表示している。
    • ベストラップより速いタイムが計測されるとベストラップは更新される。
    • デルタ表示の際はベストラップとのタイム差を表示するが、[ベストラップ] を長押しすることで走行履歴から比較するラップを任意に選択できる。
  9. ラップタイムを表示
    • 通常は白色でラップタイムを表示するが、ベストラップの場合は青色で表示する。
      • 表示設定が [デルタ表示] の場合
        コントロールラインを通過すると、5秒間だけラップタイムを表示する。 5秒経過するとベストラップとのタイム差をリアルタイムで表示。
      • 表示設定が[タイマー表示]の場合
        コントロールラインを通過すると、5秒間だけラップタイムを表示する。 5秒経過するとストップウォッチ風に経過時間を表示する。 セクターラインを通過すると、5秒間だけベストラップとのセクタータイム差を表示する。
  10. 計測タイム一覧表示
    • 当日の計測タイム一覧を周回順に表示する。 ベストタイムにはオレンジマークが表示される。

2-2.タイム計測画面のメニュー

画面右上のメニューボタンをタップすると各種設定メニューを表示します。

① コース選択

コースリストから走行するコースを選択します。 コースは五十音順で表示されます。一覧(赤枠)から走行するコースを選択します。 「現在地から探す」ボタンで現在地の地図からコースを探すことができます。

スワイプ、ピンチイン/アウトにより地図の移動や拡大縮小が可能です。

② 表示設定

計測画面に表示する項目を変更することができます。

タイム履歴を非表示にした場合

タイム履歴と速度表示を非表示にした場合

③ 詳細設定

  • 画面の向き
    • 画面の向きを変更します。
  • ラップタイム表示方法
    • ラップタイム表示方法を下記の2種類から選択できます。
      • タイマー表示
        コントロールライン通過時に5秒間(変更可能)だけラップタイムを表示し、その後はストップウォッチのように経過時間を表示します。
        セクターライン通過時にはベストラップとのタイム差を5秒間表示します。
        ベストラップとのタイム差は、べストラップより早い場合は青字で、ベストラップより遅い場合は赤字で表示します。
      • デルタ表示
        コントロールライン通過時に5秒間(変更可能)だけラップタイムを表示し、その後はベストラップとのタイム差をリアルタイムで表示します。
        ベストラップとのタイム差は、べストラップより早い場合は青字で、ベストラップより遅い場合は赤字で表示します。
        ※スマホのGPS(1Hz)を利用した場合、コースによってはタイム差が正しく表示されない場合があります。その場合は「タイマー表示」の設定でお使いください。
  • ラップタイム/セクタータイムを表示する時間
    • コントロールラインやセクターライン通過時にタイムを表示する時間(秒)を設定します。初期値は5秒です。
  • ラップタイムの音声通知
    • コントロールライン通過時にラップタイムを読み上げます。
      ベスト更新時にはファンファーレが鳴ります。
      音声通知のテストボタンを押すと、ベスト更新時のファンファーレと音声を聞くことが出来ます。

④ コース・ダウンロード

最新のコースをダウンロードします。
※ スマホがインターネットにつながる環境でお使いください。
※ 自分で作成したコースは上書きされずに残ります。

⑤ 自分のコースを作る

– STEP 1 : コースの作成方法を選択する –

  1. コースの作成方法を下記の4種類から選択してください
    • 選択中の[○○サーキット]をコピーして作成する
      既存のコースにセクターラインを追加したりコントロールラインの位置を変更したりする場合にはこちらを選択します。
    • 新規作成する
      登録されていないコースやロードコースを新たに登録する場合にはこちらを選択します。
      未登録のジムカーナ場や広場やコースを作ったりする場合もこちらを選択します。
    • 作成したコースを編集する
      過去に作成したコースを編集する場合はこちらを選択します。
      過去に作成したコースを削除する場合もこちらを選択してください。
    • QRコードを読み取る
      QRコードを読み取ることで他のユーザーが作成したコースをコピーすることが出来ます。
      コース名/説明/フリガナもコピーされますので、登録する番号のみ選択してください。
  2. コース名、コース説明、フリガナを入力してください。
    ここで入力した「コース名」と「コース説明」が、コース一覧に表示されます。
    ここで入力した「フリガナ」の五十音の昇順でコース一覧に表示されます。
  3. 自分のコースは10件まで登録できます。
    登録する番号を選択して、「次へ」をタップすると地図(コース)を表示します。

Step1 の 1. で「選択中の○○コースをコピーして作成する」を選択した場合は  左のように選択したコースの地図が表示されます。

地図上のスタートラインやセクターラインを編集することができます。

画面左上のメニューボタンをタップすると左のメニューを表示します。

  • 現在地に移動
    GPS情報をもとに、現在地を中心とした地図を表示します。
  • 住所などを指定して移動
    入力した住所や施設名を中心とした地図を表示します。
    未登録のサーキットは「○○サーキット」のように名称を入力することで、その地図を表示することができます。
  • スタートラインをリセット
    スタートラインを地図の右上に再表示します。
  • セクター1~3をリセット
    セクター1~3のラインを地図の右上に再表示します。
  • セクター1~3を削除
    セクター1~3を削除します。セクターが不要な場合は削除してください。
    セクターラインを再度表示する場合は「セクター1~3をリセット」をタップしてください。
  • コース情報を変更
    コース名、コース説明、フリガナを変更することができます。
  • QRコードを表示
    表示したQRコードを他のユーザーが読み取ることで、作成したコースの配布が出来ます。
  • QRコードを読み取り
    他のユーザーが作成したコースのQRコードを読み取り、コースを複製します。
  • コースを削除
    登録したコースを削除します。

地図を2本指で操作することで拡大・縮小・回転することができます。

– STEP 2 : セクターラインを配置する-

  • メニューの「セクター1をリセット」をタップします。
  • 地図の右側にセクター1のラインが表示されます。
  • アイコン内の数字は、0がコントロールライン(スタートライン)、1~3がセクターラインです。
  • アイコンを長押しすると移動(ドラッグ)できるようになります。
  • 長押し後に指を離さずそのまま指を移動することでアイコンを移動することが できます。

セクターラインは3つまで作成することができます。

<ご注意>

セクターラインを1つしか作成しない場合は、セクター1で作成してください。セクター1を使わず、セクター2やセクター3で作成した場合は、セクタータイムが 正しく計測できない場合があります。

コントロールラインやセクターラインの配置が完了したら、スマホの戻るボタンで 画面を閉じてください。

作成したコースが保存され、コースリストに表示されるようになります。

自分で作成したコースはオレンジ色のアイコンで表示されます。

※ 最新のコースをダウンロードしても、自分で作成したコースは削除されません。

⑥ コントロールラインの確認

選択中のコースのコントロールラインとセクターラインを地図で確認できます。

アイコンが付いている線はコントロールラインです。

  1. 走行履歴と走行データ分析

過去の走行履歴を閲覧したり、2つの走行データを比較してドライビングを分析することができます。

3-1.走行履歴を閲覧する

アプリを起動すると下記のメニュー画面が表示されます。 「走行履歴と分析」をタップすると走行履歴画面を表示します。

走行履歴が日付の降順で表示されます。 タップすると、その日の走行データを一覧で表示します。

見出しタップすると昇順で並べ替え、もう一度タップすると降順で並べ替えができます。

各項目の上位3つのデータは色分けされて表示されます。     

  • 1st :青
  • 2nd :緑
  • 3rd :オレンジ

走行データの表示項目は以下の通りです。


  • マイコースに登録されたLAPは★アイコンを表示
  • No
    周回の順番
  • Driver
    ドライバー名
  • LapTime/Time
    ラップタイム、セクター別のタイム
  • Top/SectTop
    このラップ全体の最高速度、セクター別の最高速度
  • Btm/SectBtm
    このラップ全体の最低速度、セクター別の最低速度

3-2.走行データを分析する

コース地図上に走行ラインを表示し走行状態を再現をすることができます。
また、2つの走行データを同時に再現し比較することができます。(別の日のデータと比較する手順は3-(3)マイリストを参照)

分析したい走行データをタップして選択します。
※再度タップすると選択状態が解除されます。
※左のリストはLapTimeの昇順に並べ替えしています。

右上の▲ボタンをタップすると、コース上に走行ラインと 走行データが表示されます。

<タップやスワイプの操作>

  • 地図の拡大・縮小
  • 地図の移動
  • 1コマだけ再生
  • 現在地を移動

<タップやスワイプの操作>

  • 地図の移動、拡大・縮小
    地図をスワイプ、ピンチアウト・ピンチイン
  • 1コマだけ再生
    地図をタップ
  • 進む/戻る
    画面右下の操作パッドを右回転/左回転

3-3.PCで分析機能を利用する

メニューから「ブラウザで閲覧する」を✅チェックすると、URLが表示されます。
 http://xxx.xxx.xxx.xxx:8080
 (「xxx」は、ご利用者様の環境によって異なります)

上記のURLをブラウザに入力してください。
本機能を利用するには以下の条件を満たす必要があります。

  • ご利用のスマホがインターネット接続可能なWi-Fiルーターに繋がっていること
  • ブラウザを起動するPCが同じWi-Fiルーターに繋がっていること

利用可能なWi-Fiルーターが無い場合は、スマホのテザリング機能でも代用できます。
テザリング機能を使うとスマホがWi-Fiルーターになりますので、ブラウザを起動するPCもこのWi-Fiルーターに接続してください。
(スマホとPCは同一のネットワークに参加する必要があります。)

主に使う機能がキーボードに割り振られていますので、キーボード操作が便利です。

 ●時間軸の操作
  [SPACE] : 再生 / 停止
  [→]キー : 1コマ進む
  [←]キー : 1コマ戻る
  [PageUp] : 沢山進む
  [PageDn] : 沢山戻る
  [ Home ] : 先頭に移動
  [ END ]  : 最後に移動
  [ENTER] : 地図にフォーカスを移動

 ●2つのLAPの同期
  [SHIFT]+[ENTER] : 同期
  [SHIFT]+[→] : 1コマ進む
  [SHIFT]+[←] : 1コマ戻る

<メニューバーの機能説明>

加速度を円の大きさで表現

走行ラインを表示

現在地が地図の中央になるように画面をスクロール

タブレット用タッチパッド
 左右に回転することで時間を進める/戻るができます

画面レイアウトを下記から選択
 分割した画面はセパレータで表示割合を変更できます

「操作方法」を表示

2つのLAPの走行位置を同期

最初に戻る

1コマ戻る

再生 / 停止

1コマ進む

最後に進む

3-4.分析画面のその他の機能

メニューボタンをタップするか、画面左端から右にスワイプすると左図のメニューが表示されます。

  • 2Lapの現在地を同期/解除
    赤車両に一番近いプロットに青車両を移動します。
    この機能は、特定のコーナーだけ比較したい場合など、任意の場所で2車両の位置を近づけることで比較しやすくする機能です。
  • 加速度を円で表示
    加速度(減速度)の大きさを円で表示します。
    加速は赤色、減速は黄色で表示します。円が大きいほど、加速度(減速度)が大きくなります。アクセルONの位置、ブレーキリリースの度合い、ブレーキGの立ち上がり等が確認できます。ヒール&トゥでブレーキ踏力が下がっていないか等も確認することが出来ます。
  • 操作パッドを表示
    現在地の「進む/戻る」を画面右下のパッドで操作することが出来ます。
    右に回すと進み、左に回すと戻ります。

  1. 走行データの共有

走行データをファイルに出力し、別のスマホで取り込むことで、他のユーザーの走行データと比較・分析することが出来ます。

4-1.走行データの出力

走行データ一覧で出力したいファイルを選択します。
一度に出力できるデータは最大10件です。

選択後、右上のメニューをタップします。

メニューから、「データファイル出力」をタップします。

下記のメッセージが表示されますのでOKをタップしてファイルの出力先を指定します。

出力先を指定して、「保存ボタン」をタップします。

ポップアップを表示しファイル出力を開始します

下記のメッセージが出れば出力完了です。

4-2.走行データの取り込み

メニューから「データファイル入力」をタップします。
下記の確認画面で「OK」をタップします。

取り込むファイルを選択します。

ファイル選択すると、ファイル取込を開始します。

下記の画面がでれば取込完了です。

他のユーザーデータは、暗い黄緑色で表示されます。